八木節の間奏である主メロディーの笛のメロディーは、いくら聴いても頭に入らず、ぼんやりとしか記憶していませんでした。頭に入らない理由は、演奏者により少しずつ違うこと、同一人でも臨機応変に変化をつけていること、更には軽快・快活さと哀調とがうまく調和されており、なかなか難しい曲だからであろうと思います。
以下に桐生市ホームページの中で演奏されている笛2種を五線譜化してみました。この2つは殆ど似ていますが、微妙に違います。同一演奏者がアドリブ的に変化させたものと思われます。これだけの楽譜を作成するのに元曲を何度聴いたことかわかりません。
安いソフトで作成したため、細かい描写はできていませんが、雰囲気は出ていると思います。楽譜はPDFですのでAdobe Readerなどが必要です。ない方はダウンロードして下さい。
更にこの楽譜をMIDI化ファイルとしましたので音も聴いていただけます。各ファイルのダウンロードをクリックしてください。そのまま保存も可能です。
本来は4分の2拍子なのですが、ここでは4分の4拍子で書いてみました。安いソフトなので転調の譜を書くことができず、臨時符号が沢山ついています。
昭和41年正月の太田八木節新年会での、マッチャンと呼ばれていた方(姓名など、今となっては調べる手段がありません)の3分半にもわたる長い笛の演奏を、悪戦苦闘の末五線譜に書いてみました。無料のソフトを使って書いたものですから、コロなど細部の表現はできませんが、何とかまとめてみました。
これは、太田八木節保存会のページの、演者不明A氏の国定忠治の後奏となっているもので、笛の演奏はこちらをお聞き願います。
誤りや要訂正部分がありましたらご一報頂ければ幸いです。
以下のMIDI音では上の楽譜に対応した音が聴けます。これは、楽譜をコンピュータが読んで音に変える自動演奏です。機械音ですから、暖かみは何もないことをご承知下さい。
書面のような場所、またはダウンロードをクリックして下さい。
50年近く前の太田八木節保存会での名人マッチャンの曲を思い出しながら作成しましたが、別ページに本物の録音を載せ、またこのページに五線譜のアップロードしましたので、この欄は削除いたしました。